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【ベストバイガジェット2021】やっぱり小さいは正義、iPhone 12 mini。

これは噂で聞いた話なんですけど、もう12月に入ったらしいです。早いですね…。

本記事は「今年のベストバイガジェット Advent Calendar 2021」3日目、12/3(木)の記事になります。

詳しくはトップバッターを担当した「花椒飴」さんが企画説明してくださっていたのでご覧いただければと思いますが、一言で言えばガジェットオタク達が今年1年間で最も買って良かったと思うガジェットについて語っていく企画です。

ちなみに私自身は2019年に一度参加させていただいた事があるので今回が二回目。もし良ければ合わせてご覧ください。

2021年に買って良かったガジェット

説明は程々に、早速本題に入っていきたいと思いますがまずは惜しくもベストバイに選ばれなかったガジェット達の中から2つ、今年買って良かったと感じているモノを紹介しておきます。

3位:Apple M1 MacBook Air

実は自分用にMacを購入するのは今回が初めてだったりしますが、Twitter等を見ているととにかく性能面の評価が異常に高く、流石に気になったので購入してみました。

長らくWindowsを使っていたので初めは戸惑う部分もありましたが、しばらく使って慣れてしまえば特に不満もなくコスパの良い買い物でした。高負荷をかけても煩いファンの音が鳴ったり、パームレストが熱くなることがなく、バッテリー持ちも非常に良くて全然残量が減って行かないのを見るとiPadを使っている時の感覚に似たような物を感じます。

2位:Logicool ERGO M575

Logicool ERGO M575(右)

周りに愛好家が多数居るのでハマると便利なんだろうなと思いつつも食わず嫌いだった「トラックボール」に初めて手を出してみました。

最近デスク周りを白に統一していて色味的にも合うと感じたのでキーボードを買い替えるタイミングで試しに買ってみたのですが、意外と使い始めて1時間も経たない内にある程度手に馴染んできて細かい操作以外は違和感無く使えるようになったので驚きました。

マウスのように物理的に動かすスペースが不要だったり、腕を動かさずにカーソル移動出来るので長時間の作業でも疲れにくかったり、画面端から逆端までの移動が楽だったりと慣れれば快適に使えるので気になっている方は一度試してみると良いと思いますよ。

2021年のベストバイガジェットは、紫の小さなiPhone

これに関しては悩むまでもなく一択でした。

私が2021年に最も買って良かったと感じているデジタルガジェットはパープルのiPhone 12 miniです。

約10年振りにメイン機をAndroid→iOSへ

これから長々と購入経緯から語っていきますが端的にまとめるとこんな感じ。

  • メインのスマホが壊れたからiPhoneに変えたい
  • でも発売されたの去年だしそろそろ新しいのが出る
  • 新色のパープル可愛いし13が出て安くなったから丁度良いのでは?

iPhone自体はここ10年程毎年購入しているので一応毎日のように使ってはいましたが、スマートフォンというよりはカメラ・ゲーム機のような使い方であくまでもサブ機でした。

最後にiPhoneをメインで使っていたのは5の頃とかで、それ以降はずっとAndroid、特にここ数年はGalaxy Sシリーズが性能面・デザイン面共に丁度良いと感じていたので愛用していました。ベストバイにも選んだGalaxy S10は無事2年完走したのですが、最近のGalaxy SシリーズはS20はカメラが微妙だったり今年発売されたS21は見た目が個人的に好みじゃなかったりとそろそろ次の買い替え先を探さないとなんて考えていた夏の記憶が風に薫る、とある日…。

The クラッシュ!

画面が割れる事件が起きてしまいました。バッテリーも劣化してきていたので流石に買い換えることにしたのですが、使っていて特に不満に感じていたのが以下の2つ。

  • スマートロックのアプリが不安定
  • バックグラウンドで上手く動作してくれないアプリがある

やはりバックグラウンドの処理はiOSが優れていると言わざるを得ないと思います。例を上げると今年bitlockというスマートロックを導入したのですが、iPhoneだと上手く動作する機能がAndroidでは動かない事が多々あってかなりの不便を強いられていました。

後は上記の通りMacBook Airを購入したので、各種連携の部分でiPhoneの方が色々と便利だろうと感じている部分もありました。信者ではないもののAppleのエコシステムは魅力的です。

両OS間の違いも少なくなってきていますし、LINEのトーク履歴が異OS間で移行出来ない事や、有料アプリの資産などの兼ね合い等はあったものの、Androidに執着しているわけではないのでiPhoneをメイン機にしてみようという結論に。

Maxからminiへ

Maxとminiというと両極端なモデルなので、そんな買い替えする人がいるのか?と思う方もいるかも知れませんが、意外と選択肢に入ってくると思うんですよ。特に今の社会情勢の影響を考えると。

iPhone 12 Pro Max Graphite

iPhone XS世代で「Max」を冠した大画面モデルが登場して以来、パンツのポケットに入れて持ち運べるサイズに収まった大画面でゲームや動画鑑賞を楽しんだり、各世代で最も高いカメラ性能を駆使して写真撮影を楽しんだり、充電し忘れても何とかなる圧倒的な駆動時間の長さ等々、歴代の「Max」モデルをサブ機として気に入って使ってきたので12に関しても発売日にPro Maxを購入しました。

個人的にMaxに関してはポケットに入る、手ぶらで持ち歩けるサイズ感で何でも卒なくこなせる便利な一台という所に魅力を感じていた部分が大きかったのですが、2020年以降の情勢によってスマートフォンを使う環境が大きく変わってしまいましたよね。

そもそも外出する機会が減った事で持ち出す機会も少なくなったわけです。ポケットに入るサイズの大画面は外に持ち出すから意味がある。持ち歩かないのであればあのサイズである必要が無いのでカメラは兎も角、画面に関しては私の使い方ではより大きい方が快適なシーンが多いのでそれこそタブレットやPCがその選択肢に入ってきます。

やっぱりスマホは小さい方がいい

iPhone 12 Pro Max Graphite

これはXS Max、11 Pro Max、12 Pro Maxと3年続けて使ってきた上での意見ですが、スマートフォンとして使うにはMaxは大きすぎるんですよ。ゲームで遊んだり動画をみたりする分には最高ですが日常生活で使う機能はそれだけではないですよね。

スクリーンタイムを確認してみると、私はLINEやメール等のコミュニケーションツール、InstagramやTwitter等のSNS閲覧、ブラウジングに使っている時間の方が圧倒的に長いようです。軽くタイムラインやストーリーズを見たい時にあの重たくて大きいものを手にするのは正直辛い。趣味・娯楽用デバイスとしては気に入っていたもののメインのスマートフォンとなると話は別です。

miniよりも大きくMaxよりは小さい、所謂普通のモデルであるiPhone 12も選択肢の一つではありましたが、昔からコンパクトなスマートフォンが好きなんですよね…。miniにした理由は単純にこれが大部分を締めています。

最近iPad miniも新モデルが発売されましたし、大きいiPhoneを小さいiPhoneと小さいiPadの2つに分けるミニミニ使いもありでしょうね。

13 miniではなく12 miniを選んだワケ

さて、ここまで何故スマートフォンを買い換えることにしたのか、iPhoneを選んだのかを書いてきましたが、実は購入したのはiPhone 13シリーズが発表された後なんです。理由はGalaxy S10の画面が割れたのが発売後だったからというだけなんですけど。

13ではminiが出ないなんて噂も流れていたものの結果的にiPhone 13 miniは無事発売された訳ですが、主な変更点はバッテリー持ちとカメラ性能の向上。コンパクトなスマホの電池持ちが良くなるのはかなり魅力的ですよね。

Apple公式サイトより

ただそれを上回る購入しなかった理由があって、それが背面カメラの配置です。無理やり押し込んだような斜めの配置、ダサくないですか…?

後は惹かれる色が無かったというのもあります。ピンクは可愛いなと思いましたが展示機をみてみると少し可愛すぎるかなと。

12シリーズではグリーンの色味が可愛くて一目惚れしましたね。結果的に当時はPro Maxを買うことにしたので選べなかったんですけど。

iPhone 13シリーズの登場でお安く

新機種が発売されたのに伴って新色のパープルもしっかり値下げされているのもありがたいところです。Apple公式サイトで販売されているiPhone 12 miniの64GBモデルだと69,800円(税込)で買えちゃうんですよ。5G対応の現行デザインのiPhoneが7万円以下で買えるのはかなりインパクトありませんか?

まあ各キャリアではより低価格で投げ売られているらしいですよ。悲しいですね。

iPhone 12 miniの魅力

パープルという色

ガジェット好きな方々はご存知だと思いますがiPhone 12 mini自体は昨年2020年11月13日に発売され、約5ヶ月後の2021年4月11日に追加色として出てきたのがパープルでした。

12シリーズは発表された当時から淡い色味が可愛いグリーンに惹かれていた上、パープルはあまりピンとこなかったのが正直な第一印象でした。一応展示機を確認しに行ったりもしましたが、iPhone 11のパープルの感じかと思っていたものの実機を見るとより青みが強い紫で好みの色合いではなかったんですよね。

そんな時に公開されたのが昔から愛読しているガジェットサイト「ガジェットショット」さんのレビュー記事でした。暖色の照明の下の表情がどストライク過ぎる…。

そんなこんなで購入したのが、このパープルのiPhone 12 mini。当たる光によって見せてくれる表情がころころ変わるのでつい背面を眺めてしまいます。

上にも書いた通りパープルに関しては今年発売なんです。ここがポイント。iPhone 13シリーズが発売されたので型落ちになってしまいましたが他の色と比べるとまだ新しいんですよ、今年発売なのでね。

「これがいい」ではなく「これでいい」

XSや11 Proと比べると廉価版としての色が強かったiPhone XR、iPhone 11に対して、iPhone 12シリーズ以降は廉価版というよりはまずベーシックなモデル12/13があって、それを小さくしたmini、カメラ性能が強化されたPro、その画面を大きくしたPro Maxといった感じで、求めている機能やサイズで選んでも良いラインナップになったのではないでしょうか。

12 miniの魅力はそのサイズと軽さでしょう。悪く言えば機能面の大きな特徴はありませんが、使っていて不便だと感じる部分もほとんど無いので必要十分なんですよね。

コンパクト機とはいえA14 Bionicチップ搭載なので高いスペックの求められるスマホゲーム等も問題なくプレイ出来ますし、昨今のコンテンツを見る分には十分な画面の大きさ・解像度の高さなのでブラウジング等もばっちりです。カメラも食べ物から日常の風景、夜景まであまり色付けされていないナチュラルな色味で残してくれるので肌身離さず持ち歩いているカメラとしては優秀。

強いて言うと、物理的なサイズの問題でバッテリー容量が少なく電池持ちに関してはやや心許ないと感じる場面もありますが、miniを使っていると意外と何とかなるんですよね。もちろんそれは使う頻度や時間が減っているからなのですが、いい意味でminiの画面は小さい故に長時間ゲームをしたりSNSをチェックするのには向いていないので無意識に使う頻度が減るんですよ。

自然と短時間のデジタルデトックスが出来るので人間として生活するのには丁度良いんじゃないですかね。知らないですけど。

MagSafeで脱Lightning

少し脱線しますが、ガジェット好きを悩ませているLightning端子問題です。

昨今のデジタルガジェットの殆どはUSB Type-C端子を搭載しているのでUSB Type-C to USB Type-Cのケーブル1本あれば大体何でも充電出来ますし、長らくAndroidをメインスマホとしていたので身の回りはUSB Type-Cで統一してしまっているわけです。iPhoneは未だにLightning端子を搭載しているので別途Lightningケーブルが必要。これは非常に面倒。

iPhoneを使いたいけどLightningケーブルは使いたくないというわがままを叶えてくれたのが、iPhone 12と共に登場したMagSafeという規格とサードパーティ製アクセサリーです。

STOUCHIのアルミ製スタンドと組み合わせて使用

iPhone 12 miniを購入してから有線で充電した事はほとんど無く純正のMagSafe充電器を使用していますが、近づければ磁力で誘導してくれる上に充電中もズレることがなく快適そのものです。

Magsafeは使ってみると非常に便利で手放せなくなるんですが、意外と使ってる人が少ないような印象があります。あまり選択肢が無かったり、純正充電器のようにやや値が張るモノが多いので仕方ないとは思いつつ、特にminiサイズのiPhoneとは親和性が高い規格だと感じているのでminiユーザーの方には試してみていただきたいですね。

Belkin BOOST↑CHARGE Magnetic Wierless Power Bank

というのも、大抵のアクセサリーはどのサイズのiPhoneでも使えるようになっているので、必然的に一番小さいiPhoneと同じサイズもしくはそれより小さくなるわけです。Maxに取り付けると背面中央に何かが付いている不格好な見た目になるものの、miniに取り付けると一体感が出るんですよね。

上のBelkinのMagSafe互換モバイルバッテリー「Belkin BOOST↑CHARGE Magnetic Wierless Power Bank」はiPhone 12 miniとの相性が特に抜群だと感じているのでおすすめです。モバイルバッテリー側のUSB Type-C端子に接続するとそのまま直接iPhoneを充電出来るパススルー充電にも対応しているので、充電のみではあるものの実質的にiPhoneのLightning端子をUSB Type-C端子に変換出来るアタッチメントです。最高。

ただ、MagSafe対応のケースが少ないという問題があるんですよね。ただでさえmini用ケース自体が少ない上に、MagSafe対応となるとかなり限られてきます。ケースのバリエーションの豊富さはiPhoneの魅力の一つだと思っていますし、保護目的だけでなくその日のコーデに合わせてアクセサリー感覚で付け替えるのも楽しいですよね。ケースメーカー各位にはもう少しMagSafe対応に力を入れていただきたいですね…。

iWALK LinkMe 4

MagSafeアクセサリーではないのですがついでに。これは先日のブラックフライデーで見つけて購入したばかりのiWALKというメーカーのモバイルバッテリーで、Lightning端子が直接付いているのでLightningケーブルが不要な上にバッテリー自体の充電端子がUSB Type-C端子なんですよ。しかもBelkinのモバイルバッテリーと同様にパススルー充電にも対応しているのでこれもUSB Type-C端子に変換出来るアダプターです。最高。

まとめ

昨年発売されたiPhone 12 miniのレビューを今更個別で出すのもなと思っていたタイミングでのベストバイガジェットだったので、ここぞとばかりに長々と語ってしまいましたがここまでお付き合い頂きありがとうございました。

振り返ってみるとガジェットに関わらず、今年購入して満足度の高かったモノは去年発売されたモノが多いように感じたのでもっとアンテナを張らないと駄目ですね。世の中はまだ知らない魅力的なモノで溢れているようです。

明日12月4日の担当はyoutoy様です。どのような理由でどのガジェットが選ばれるのか、楽しみです。

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