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「所作 ロングウォレット」レビュー。まるで折り紙の様な、一枚革の財布に一目惚れ!

財布。それは恐らく多くの方が毎日持ち歩いているアイテムだと思います。皆さんはどのような財布を使っていますか?

今回は財布の見た目も使っている動作も美しい、思わず一目惚れして購入してしまった財布を約半年使用して感じた事や使い勝手等についてレビューしていきます。

「所作」とは

言葉としての「所作」

まず「所作」という言葉について確認してみたいと思います。
勿論ご存知の方も多いとは思いますが、下記のように「振る舞い」「身のこなし」等の意味がある言葉です。

1 行い。振る舞い。しわざ。「一日の所作を日記に記す」
2 身のこなし。しぐさ。また、演技の動作。「大げさな所作をする」「役者の所作」

引用元:所作(ショサ)とは – コトバンク

財布の「所作」

では今回紹介する財布の「所作」って何?という話ですが、レザージャケットをメインに販売している「No!No!Yes!」の、財布やコインケース、クラッチバッグ等を扱っているブランドです。

今回は「ロングウォレット」という所謂、長財布タイプのものをご紹介しますが、他にもコンパクトな「ショートウォレット」や「コインケース」「名刺入れ」等もラインナップされています。

所作 オンラインショップより

形状やサイズこそ違えど、全ての製品で共通しているのは「一枚革」で「一切縫い目がなく」「ネジで止められている」という点です。これが「所作」というブランドの最たる特徴です。

後ほど紹介する写真を見て頂ければ分かると思いますが、他に類を見ないデザイン・構造になっています。私も初めて見た時に衝撃を受けたのを思い出します。

所作 公式サイトより

「所作 ロングウォレット」レビュー。外観・使い勝手等

※以下で使用している画像は全て、約半年使用した物です。

「所作」の製品には、素材の違い・色の違い、その組み合わせによって多数のバリエーションがあります。

シンプルなブラック・キャメル・レッド等のベーシックな単色のモデルや和紙を用いたモデル、水彩画風のモデル等、構造だけでなく、色や柄等も他の財布とは一線を画しています。

外観

私の使っているものは「ブラック×オーロラ」という外側がブラックの革で、内側にオーロラ模様の箔が貼られているモデルです。

この虹色の柄が個性的で一目惚れしちゃったんですよね。これも一点一点模様が違うそうなので、この柄は世界に一つだけ。

「所作」のモチーフになっている袱紗や巻物を開くかの様に開くと、各ポケットに蓋があるのでぱっと見ただけでは中の現金やカード類が見えないようになっています。ここも気に入っているポイントの一つ。

コインポケット

まずは初めに下の部分の蓋を開くと、ここがコインポケットとなっています。

初めて見た際は「蓋を差し込んでいるだけなら逆さにした時に中身が出てくるのでは?」と思いましたが、約半年間使ってきた中で一度も落ちたことはありません。よく考えられた構造です。

見た目に反して、一般的なラウンドファスナータイプの物と同じぐらいの小銭は入れることが出来ます。ただ、型崩れを防ぐことや見た目のスタイリッシュを考えると、あまり入れすぎない方が良いかと思います。

カードポケット

コインポケットの上の部分がカードポケットになっています。ここには縦4枚×横2枚の合計8枚入れる事ができます。

8枚しっかり入れてしまうと少し野暮ったくなってしまうので、私は左右それぞれ一番手前の2枚は入れず、左右3枚ずつの計6枚入れて使用しています。

面白いのが革に切れ込みを入れているだけなので、入れたカードの高さが全て同じになります。一見使いにくいのではないかと思いましたが、実際使ってみると特に違和感無く使えるので驚かされました。

ちなみにカードポケットの後ろにはもう一つポケットがあり、ここにもカードやレシート等を入れることが出来ます。ちなみに私は紙製のカードや交通系電子マネーを入れています。

他に入れているカードによって変わると思いますが、私は中に入れて蓋を閉じた状態でも問題なく電子マネーを使うことが出来ています。

お札ポケット

最後に一番後ろのポケットですが、お札入れです。ここだけ蓋が無く、財布を開いてすぐにアクセスすることが出来ます。

「所作 ロングウォレット」は以上のような構造になっています。

まとめ:慣れると他の財布にはもう戻れない、唯一無二の財布

この財布を購入してから、その特殊な構造やデザイン・色使いからか知人等に「おしゃれな財布だね」「良いね」と言われたり、支払い時に店員さんに声を掛けられたりする機会も多々あり話の話題の一つにもなっています。私が初めてこの財布を見た時の印象と同じく、やっぱり見た目のインパクトはかなりあるなと身を持って実感しています。

ここまでべた褒めして来ましたが、やはり構造的には使ったことのない物なので、初めは使いづらい部分もありました。

ですが、1週間も使っていればすぐに慣れてきて、普通の二つ折りやラウンドファスナーの長財布等よりも早くカードやお金を出し入れ事が出来るようになりました。今では他の財布は逆に使いづらいなと感じる時さえあります。

最後になりましたが、革製品といえばやはり持ち主の日々の使い方や手入れ等で個性が出る経年変化という楽しみがありますよね。購入してから約半年程使用してきましたが、革自体は初めに比べるとかなり柔らかくなってきて使いやすくなってきました。

見た目に関しては現状ではまだ爪などの引っかき傷が入ってしまっているのと、少し光沢が出てきた位かなという感じです。黒の革という事と、ズボンのポケットに入れず鞄の中やジャケットの内ポケット等に入れて持ち歩いているので、その影響もあるとは思います。

勿論これからも長く使うつもりなので、これからじっくり育てていきたいそんな一品です。他とは違うこの「所作」の財布に、もし貴方も心惹かれたのなら手にしてみませんか?

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