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「所作 コインケース」約1年使用レビュー。経年変化と感想など

No,No,Yes!の「所作 コインケース」を購入してから今月で丁度1年が経過し、良い感じに味が出てきたので今回は経年変化の具合と実際に毎日使っていて感じた事をご紹介します。

購入から約4ヶ月使用。

メイン財布としても必要十分な「所作 コインケース」を購入。

「所作」シリーズは革の種類と色の組み合わせが多数存在するのも特徴の一つです。私が愛用しているのは「ラピスラズリゴート」という山羊(ヤギ)の革を使用したモデル。所作で山羊革が使われる事は珍しく、所作を使用している人の中でも被りづらいという事も選んだ理由の一つでした。

基本構造やブランドに関しては以前に紹介しているので是非合わせてご覧ください。

かなり深みのある濃い青に変化してきました。右利きなのであまり触れることのない左下の辺りから特に触れる機会の多い右上の辺りにかけて徐々に濃くなっています。ムラになってしまっているとも言えますが、個人的には持ち主の癖のようなものが見えてきて好きな変化の仕方です。やはり一番手で触れる機会が多い外側の革は変化しやすいですね。

ブランドタグの金具部分も元々は真っ黒に近かったのが、縁の方から徐々に銅色へと変化してきています。

続いて裏側。私は主にパンツのポケットに入れて持ち歩いているので革製品にとっては酷な使い方をしています。ですのでこのコインケースの構造上仕方がない部分もありますがより凹凸が目立つようになってきました。

この角度からだとより分かりやすいですね。外側ということもあり、何度か雨や水滴で濡れてしまいシミになってしまっている部分があります。これも味だと思い特に気にしていません。

蓋を開いた部分。あまり触れる事がない部分なのでここはまだあまり変化しておらず一番元々色に近いです。右下の濃くなっている所はブランドタグが当たる部分なのでここだけ経年変化の程度が異なっています。

各種ポケット類が見えてきました。こうしてみると経年変化による濃淡が分かりやすいですね。持ち主の使い方が目に浮かんでくるのではないでしょうか。

「所作」の刻印が入っている蓋の内側部分ですがここもコインポケットの凹凸が目立ちますね。刻印自体はまだ剥げてきてはいません。余談ですが、通常所作の刻印は銀色なのに対し、このラピスラズリゴートでは金色で刻印が施されていて結構珍しい個体になっています。

コインポケットの蓋部分ですが、私は端の方(画像中央辺り)を親指でスライドして開いているので親指の当たる部分が濃く変化しています。

画像手前側にコインポケットの蓋を差し込む仕組みなので、その蓋の形に跡が付いています。

続いて手前側のカードポケット。ここには普段クレジットカードを入れていますが、ここもそのカードの形に型押しされ跡が残っています。

最後にコインポケットの内部ですが、黒ずんで来ていますね。こうしてみると硬貨の汚さを改めて実感させられます。こればかりは仕方ないですけどね。

1年間使い込んで感じた事

結論から先に言うと、これからもまだまだ使い込みたいと思える財布です。

使い勝手自体はその構造にさえ慣れてしまえば特に違和感もなく快適に使用出来ます。収納能力に関しても私は普段お札を2,3枚、クレジットカードサイズのカードを3枚、硬貨数枚を入れて持ち歩いていますが、ある程度マチがあるので膨れて不格好になることもなく、元の形を保ったまま使用出来ているので必要十分。キャッシュレス決済等も普及しつつあつ今日においては、メイン財布としても十分活躍してくれると思います。

ちなみに普段私が行っているメンテナンスですが、ほぼ毎日必ず手で触れているので頻度は高くなくて良いだろうと考えており、基本的には大体2,3ヶ月に一回程度、触っていてかさついているな、乾燥しているなと感じた時に行うようにしています。手入れは至ってシンプルで、ブラシで埃を落とし、指でそのままクリームを塗り込み、乾燥させて、仕上げに乾拭きすると言った感じ。

こだわって手入れが億劫になるよりは、簡易的でも行った方が断然良いという考えです。面倒臭がりな人にはおすすめなのが以前紹介した無印良品のくつクリーム。本当に簡易的なものですがこれだけでも全然変わるので是非。

無印良品の「くつクリーム」が革製品ケアの入門にぴったり。

元々比較的明るい青色だったのが、深みのある濃い目の青に変化してきており、今の色合いにはかなり満足しています。元々の色もあれはあれで好みではあったので少し惜しいと感じたりもしますが、使い込んで味わいが増して世界に一つだけ、自分だけのアイテムに育てられるのも革製品の良い所。これからも愛用していくつもりです。

また経年変化の程をご紹介出来ればと思います。

所作 Shosa 公式オンラインストア

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