Huawei P8 liteを1ヶ月使って見えた良い点と2つの不満点
約1ヶ月ほど使ってみて、感じたことをレビューの総括としてお送りしたいと思います。
僅か1.2秒で撮影可能なカメラ
結構使う場面のあった機能です。スリープ時に音量ボタンのマイナスを素早く2回押すとカメラが起動し、撮影することが出来ます。勝手にシャッターが切られるので細かい設定等は出来ませんが、シャッターチャンスを逃さないという意味では良い機能だと思います。
わざわざ撮影にかかったタイムを表示してくれる所も面白くて良いと思います。
直前に使用したアプリへの切り替えが楽
アプリ履歴ボタンを長押しすることで直前に使用したアプリとの切り替えが行えます。これは実際に使っていてかなり便利な機能でした。
アイコンに緑色の背景が付く
右側の画面の「Google設定」を見ていただければ分かりますが、本来の背景の外に緑色の背景が付いています。Huawei純正のホームだけならいいのですが、サードパーティ製のホームアプリに変更してもこのままです。はっきり言ってダサいです。一応テーマを変更すれば変わるようです。
背面の残念なデザイン
前面は高級感のあるシャンパンゴールドに、HUAWEIのロゴのみとシンプルに仕上がっているにも関わらず、背面にヘアライン加工のようなものが施されています。側面も少し主張が激しいと思いますが、背面はそれ以上に違和感があります。それ以外はかなり良いと思います。
ベンチマーク
これまでのレビューに書き忘れていたのでここで紹介しておきます。ベンチマークアプリ「AnTuTu Benchmark」で測定。今回は「Ver5.7.1」を使用。省電力モードというものがあったため、2つのモードでそれぞれ測定しました。
スマート
省電力と動作を兼ね備えたモードですが、まずはこれで測定を行いました。
スコアは「35562」でした。スコア的にはLG G3とほぼ同等のようです。
パフォーマンス
続いて動作を優先したモードです。スコアは「35267」でした。
スマートよりスコアが高くなるはずなのですが、何度計測してもスマートの結果を上回る事はありませんでした。
総評
少しP8liteのレビューとしては不似合ですが、私自身、今回はじめて俗にいう格安スマホに手を出してみました。最近の機種なので当然NFCやIEEE802.11acには対応しているものと思っていましたが、購入してから改めて確認してみると非対応となっていました。私の不注意ではありますが、初めて格安スマホに手を出すときはしっかり確認したほうが良さそうです。
いくつか便利な機能はあるものの、正直な所、デザイン面・ソフトウェア面共に、良くも悪くもあまり特徴がなく、尖ったものを持っていると言うよりは安定して使えるような1台となっていました。使用する前は価格相応の動作をイメージしていたので、実際に使ってみるとどんな作業をしても軽々とこなし、良い意味で驚かされました。
最近、人気に拍車がかかり、過熱している格安スマホ業界。なかなか面白そうです。