大容量で低価格はそのままに「安全性」と「軽さ」を追求。2年ぶりにリニューアルされた「cheero Power Plus 3」レビュー
cheeroが2014/12/06より発売開始した、同社の大人気モバイルバッテリーシリーズの最新作「cheero Power Plus 3」のレビューをお送りします。
cheeroの名を世に馳せるきっかけとなったcheero Power Plus、次に2012年に発売されたデザインが大きく変更され見た目も良くなったcheero Power Plus 2、そして今回Power Plusシリーズとしては2年ぶりにリニューアルされたcheero Power Plus 3。
今回は今までcheeroが築いてきた大容量で尚且つ低価格と言うのは残しつつも、安全性と軽さが追求されています。特に今回大切にされているのは「安全性」です。これを考え、非常に高価であるものの、日本製の電池を利用しているそうです。
パッケージ
今までのパッケージとは異なり、ダンボーバッテリーのシリーズと同じくダンボールのようなパッケージになっています。
開けると、コレまた今までとは異なり、cheeroからのメッセージが書かれています。
付属品
付属品は取扱説明書とmicro USBケーブルのみ。ポーチは付属していません。価格を考えると仕方ないことだとは思いますが、持ち運びに便利だったので残念ではあります。ただ、筆者の持っているPlus 2 miniに付属していたポーチに入れることが出来たので、同社の別のバッテリーを持っている方はそれで代用してもいいかもしれません。
本体
ぱっと画像を見ただけでコンパクトになったのがわかると思います。
電源ボタン・USB部です。電源ボタンが大きくなり押しやすくなっています。LEDは廃止されています。
バッテリー残量表示のインジケータLEDはPlus 2の縦長のものではなく、初代のそれと同じく丸型に戻っています。
cheero Power Plus/Plus 2/Plus 3との比較
Plus(初代) | Plus 2 | Plus 3 | |
---|---|---|---|
バッテリー容量 | 10000mAh | 10400mAh | 13400mAh |
カラー | ブラック | ブラック/ホワイト/ゴールド | ホワイト |
入力 | 5V/1A | 5V/1A | 5V/2A |
出力 | 1A×1,2.1A×1 | 1A×1,2.1A×1 | 1A×1,2.4A×1 |
寸法 | 116×74×22(mm) | 111×80×22(mm) | 92×80×23(mm) |
重量 | 250g | 290g | 245g |
iPhone 6なら約4回、iPhone 5sなら約5回充電可能
Plus 2から2年ぶりにリニューアルされ、バッテリー自体の品質が上がるのは勿論、コンパクトになりつつもバッテリーの大容量化が行われ、2年ぶりに出ただけあるなと言った感じです。LEDや付属品のポーチが無くなったのは残念ですが、価格や需要を考えると廃止もやむなしなのかもしれません。