
3分は意外と長い。「楽天でんわ 3分0円プラン」実際に1ヶ月使ってみた
最近よく聞くけど詳しくは知らない「楽天でんわ」いくつかあるプランの中から、3分以内の通話であれば、月に何度通話しても0円と言うプランを実際に約1ヶ月程使ってみたのでレポートをお送りします。
そもそも「楽天でんわ」とは?
一言で言うと今使っている携帯の番号を利用したまま通話料を安く出来るサービスです。一般的に通話料が安くなると言えばLINEや050Plusと言ったパケット通信を利用するIP電話を想像すると思いますが、「楽天でんわ」は通常の電話を行うのと同じく電話回線を利用しているので通話品質は通常の電話と同等です。また相手先には普段使っている「080-xxxx-xxxx」という番号が表示されるので知らない番号だと警戒される心配がありません。これって結構大切な事です。
選べる2つのプラン
「楽天でんわ」には通常のプランと、現在期間・人数限定で提供されている「3分0円プラン」がありますのでまずは比較の表をご覧ください。参考としてauのかけ放題ではないプラン(LTEプラン)を掲載しています。
通常プラン | 3分0円プラン | au LTEプラン | |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 3240円 | |
基本使用料 | 0円(縛りなし) | 934円(2年縛りあり) | |
通話料 | 10円/30秒 | 0円/3分以内 3分以上は20円/30秒 |
20円/30秒 |
今回筆者が利用している「3分0円プラン」は名前の通り3分以内の通話なら0円になるというプランです。先着10万人のみの特別プランとなっていますが、執筆時()現在でも契約が可能となっています。
3分0円プランを使って得する人と損する人
一概にこのプランが良いというわけではなく、使い方によっては損をする可能性があります。
得をする人
- 大体の通話が3分以内である
- 通話定額プランを利用していない
- よく通話する人が家族・同キャリア以外
損をする人
- 長電話が多い
- 通話定額プランを利用している
通話定額プランを利用している人はそもそも「楽天でんわ」を利用する必要がないのは言うまでもないですね。長電話が多い人は損をすると書きましたが、この「3分0円プラン」はあくまで3分以内の通話に重きをおいているので10分・20分と通話する人には向いていません。長電話をする人で通話定額プランが嫌だという人は「楽天でんわ」の通常プランを利用するのもありだと思います。
実際に約1ヶ月使ってみた
長くなりましたが、本題へ入ります。実際に約1ヶ月使って感じたのは「3分は以外に長く、大体の通話は3分以内で済む」と言うことです。以下の画像は筆者の実際の通話履歴ですが、殆ど「3分以内に終わらせないといけない」と意識をすることなく利用していました。
期間中に利用した電話の内容としては「家族への連絡」「友人との待ち合わせ」等の割と短時間で済むものは勿論、「飲食店への予約」「本屋への在庫確認」等、3分を超える恐れのあるものなど様々でしたが、一度も3分を超えることはありませんでした。。実際に使ってみると3分って意外と長いんですよね。家族や友人等、仲の良い人との通話の際は3分毎に切ってかけ直すのもありかもしれません。
家族間や同キャリア間での通話が多いため、楽天でんわを使用して通話したのは10回のみでしたが、音質の劣化もなく快適に利用できました。
アプリ上で通話履歴・利用金額の確認ができない
使っていて残念だと思ったのがこれです。サイト上での確認が楽ならまだいいのですが、それもまた面倒なんですよね。
通話料を確認する方法
- 「楽天でんわ」のマイページへアクセスし、登録時に発行した「楽天でんわID」「楽天でんわパスワード」を入力してログイン
- 「利用料金の確認」の「確認する」をクリック
- 契約時に入力した電話番号と確認したい利用月を選択し、利用料金を確認するをクリック
特に電話番号を入力しないといけないのが面倒です。こういうのがアプリ上で確認できたらもっと便利になるので残念です。
とりあえず契約しておくのもアリ!
利用する人によっては毎月の通話料を0円にすることも可能だと思います。特にキャリア間無料通話等がないMVNOで利用している場合は楽天でんわと組み合わせるのも選択肢の1つではないでしょうか。月額利用料が0円なので、月に数回しか通話しないという方でも契約して損はないと思います。