Android端末がAirPlay対応スピーカーになる/「Android HIFI」レビュー
今回紹介するアプリはAndroidを搭載したスマートフォンを
AirPlay対応スピーカーにすることが出来る「Android HIFI」です。
AirPlayって何?
iPod/iPhone等から同一のネットワーク内にあるApple TVやAir Play対応機器に
“無線”で音楽、写真、ビデオを飛ばせるというもの。
簡単に言うとWiFi版のBluetoothのような物です。
例として、
・iPhoneに入っている音楽をAirPlay対応スピーカーで再生する。
・iPhoneに入っているビデオをApple TVを接続しているテレビで再生する。
などが挙げられます。
本来はAppleの認証を受けた物のみ利用できる機能なのですが、
今回紹介する「Android HIFI」を使うとAndroid端末でも利用できます。
あくまでAndroid端末がスピーカーになるだけで、
Android端末が親機(上記例のiPhone)のようにはなれません。
使い方
インストールし起動するとこんな感じ。とてもシンプルです。
基本的に設定は必要なく起動するだけでAndroid側は準備完了です。
ではPCでiTunesを起動してみましょう。音量バーの隣に見慣れないものがあります。
クリックしてみるとマイコンピュータの下にAndroid端末の名前が表示されています。
Android端末の名前をクリックし音楽を再生すると
PCではなくAndroid端末のスピーカーから音が出ます。
ちなみに「複数の」というタブに切り替えてみると
PCのスピーカーとAndroidのスピーカー両方から同時に音を出すことが出来ます。
メニューキー<Settingから設定ができます。
設定と言っても
・Name → PC/iphone/ipodなどに表示される名前
・Keep screen on → スリープにしない
しかありません。
再生前は画面中央に00:00と表示されていましたが、
再生中は30:00から減っていっているのがわかると思います。
この「Android HIFI」自体は無料でダウンロードすることが出来ますが、
別途ライセンス購入をしなければ制限がかかった状態になっています。
その制限が最大再生時間30分です。ライセンスは2014/03/26現在299円となっているので
気に入ったという方は購入してみるといいかもしれません。
インストールはこちらから
おまけ…iPhoneを親機にしてみた
iOS7からの機能であるコントロールセンター内にAirPlayがあります。
PCの時と同じようにタップしAndroid端末の名前をタップ。
iPhoneでも使うことが出来ました
(ただ携帯の音楽を別の携帯のスピーカーで聞く必要があるのかは…)
同一ネットワーク内でしか利用できないと書きましたが、外にいるときは利用できないのか。
iPhoneにはテザリング機能が搭載されています。
もしかしてiPhoneでテザリングしてAndroid端末を接続すれば外でもAirPlay出来るのでは?
と思い確かめてみたところ成功しました。
まあこんなことするのはガジェット好きの人しかいないと思いますが、
HTL22とかスピーカーに向いてるんじゃないですかね(笑)