
痒いところに手が届く/isai LGL22 レビュー「2,UI・機能面」
前回に引き続きisaiのレビュー。今回はUI・機能面について
isaiスクリーン
ここでもisaiのテーマである「水」が表現されています。
上の画像はメインとなるホーム画面ですが、左右にスワイプするとニュースなどをすぐに見ることが出来ます。
必要ないと思うものは設定からオフにすることが出来ます。
通知バー
初めて通知バーを引き下ろしてきた時、色々出ていてなにこれ…と思うかもしれませんが
一番上にあるトグルの「Qスライド」をタップすると
このように短くなります。
画面の明るさ、音量調節のものは消せませんが、意外と便利だったりします。
「画面がちょっと暗い」「音が大きい」という時にさっと設定できます。
Qスライド
さっき通知バーからの消し方を紹介しましたが(笑)これもなかなか便利です。
例えば、インターネットをタップしてみると
現在起動しているアプリの上に小さくブラウザーが表示されます。
Youtubeで動画を見ながら検索したり、
ネットショッピング中に合計金額をQスライドの電卓で計算したりできます。
なんと複数のQスライドを同時に起動することも出来ます。
簡単に言うとSonyのスモールアプリ、Samsungのマルチウィンドウみたいなものですね
Qスライドのタイトルバー部分にあるバーを移動させると…
透過し、背景のアプリを見やすくすることが出来ます。透過中はQスライドを操作できません。
一つ残念なところとしては追加できるQスライドのアプリが数えるほどであること。
これは先月末ようやくLGからQスライドに対応したアプリ開発キットが公開されたからです。
今までは開発すら出来なかったのでマーケット的にはまだまだ小さいものです。
ただXperiaのスモールアプリを見てみると便利なものがたくさんあるので
これからのQスライドに期待できるかもしれません。
クリップボード
地味に便利なのがこれ。
普通にコピーアンドペーストするのはどの携帯でも出来ると思いますが、
これは過去にコピーしたものを保存することが出来ます。(というより自動的に保存されています)
その他
簡単な機能紹介はこれくらいにして、
実際に私が使ってみて良かったところの紹介していきたいと思います。
フロントタッチパネルの配置が変更できる
配置や背景の色まで変更できる機種はあまりないのではないでしょうか。
ただ、「検索キー」や「タスクキー」にも変更できればな…と思いました。
特にタスク終了する際にホームボタン長押しは少し手間を感じます。
フォントの変更ができる
SHARPや富士通、Samsung端末などで出来るフォントの変更機能がこのisaiでも使えます。
デフォルトのフォントはこんな感じです。
試しに「カーブ」というものに変更してみます
文字がはっきりし見やすくなったように思えます。
他にもダウンロードしてきて追加できるようなので自分の気に入ったフォントで使えるので
個人的にはかなり良い機能だと思います。
ノックオン
最も良いと言っても過言ではないのがこれ!
スリープ時に画面を二回「トントン」とタップ画面がつきます。
また画面を消したいときにステータスバーを二回「トントン」とタップすると消えます。
わざわざ電源ボタンに指を伸ばさずに画面をON・OFFにできるのは便利。
誰でも使いやすいカメラ/ギャラリー
こんな記事を書いているぐらいなので私はそれなりに色々なスマホを使ってきているのですが
初めてギャラリーを開いた時「なにこれシンプルすぎる…」と思いました。
ギャラリーといえば複数選択が出来たり、Dropbox等のクラウドストレージ上の画像も
同時に見れるのが普通という感覚でした。「これは使いにくいな…」と思っていたのですが、
先ほど紹介したフロントタッチパネルを見てみると…
メニューキーの隣に見慣れないものがあります。タップしてみると
使い慣れたギャラリーの画面になりました。これが「クリーンビュー」という機能です。
スマホ初心者には必要な情報だけを表示した分かりやすい画面。
使い慣れている人には一歩上の様々な項目が表示された画面。
カメラも通常は必要最低限のものしか表示されていないが、
ここにも「クリーンビュー」のボタンが表示されているのでタップしてみると
上の方に設定項目が出てきました。中を見てみると…
細かい設定が出来るようになっています。
表示の切り替えが出来る設定
クリーンビューと同じような内容ですが、通常の設定はこんな感じですが
設定を開いた状態でメニューキーを押すと「タブビューに切替え」と表示されるので
タップすると一般的なAndroidの設定と同じような画面になります。
この辺りもスマホ初心者と使い慣れている人への配慮が感じられます。
各所で表示される「ヒント」
色々アプリをインストールしたり設定していると様々なところで操作方法や
ここで行える設定に関する「ヒント」が出てきました。
既にAndroidを使っている人には当然の操作方法が紹介されていることもありました。
あまりの多さ・丁寧さに「これは本当に海外メーカーのスマホなのか?」と思うほどです。
初心者のための配慮が前述の「クリーンビュー」・「設定」からも
分かるように徹底的に行われているのがよくわかります。
まとめ
前回の開封・外観編から長々と書きましたがisaiのレビューはここまでにしたいと思います。
isaiにはまだまだ書き足りないほどたくさんの良い所があります。
すべての機能に共通して言えるのは「初心者と上級者両方への配慮がされている」
初心者には一から、私のような使い慣れている人でも触っていて楽しいと感じられるような
機能、工夫が施されています。
今までLGの端末は使ったことがありませんでしたがここには
確かに”イガイなデアイ”がありました。
貴方もこのisaiを手にして”イガイなデアイ”をしてみてはいかがでしょうか
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