Googleフォトを使い始めたら、写真を撮る機会が増えた話
写真の管理をGoogleフォトに移行した結果、考え方が変わって写真を撮る機会が多くなった。今回はそんなお話です。
莫大な画像データ、どうやって管理してますか?
デジタルカメラが普及し始めて早二十数年が経過し、思い出の写真データも多くなってきました。そうなると必要となってくるのがそのデータの管理。
更にここ十年程でスマートフォンも普及し、誰でも簡単に綺麗な写真が撮影出来るようになったことで、写真の増加量も今まで以上に多くなっています。
勿論整理するためのツールが存在しており、写真管理といえばAdobeのLightroomやGoogleのGoogleフォト、AmazonのAmazon Photos(プライムフォト)、その他各カメラメーカーからもソフトがリリースされています。
編集に特化していたり、タグ付け機能が充実していたりとそれぞれ方向性や思想は異なれど選択肢は多数あります。
何故私がその中でもGoogleフォトを選んだのか。
以前は単純にフォルダ分け
Googleフォトに切り替える前は、単純に年月毎にフォルダを作成して分類し、ローカルのHDDやNAS、Dropbox等のオンラインストレージを駆使して複数箇所にバックアップしつつ管理していました。
年月毎に分けているので目的の画像には辿り着きやすいものの、自ら開こうとしなければ目につくことはなく、撮影したものの見返す事が一度無かった写真も多々…。
それに加え、はっきりと日時を覚えていないといくつもフォルダを開いて確認して…という手間がかかかってしまい、”写真管理”というよりは、ただ単に”保存”していただけでした。
Googleフォトで画像管理が快適に!
「Googleフォト」がどんなサービスなのか、は様々なサイトやブログ等で紹介されていると思うので省略しますが簡単に説明すると、Googleが提供しているクラウド上に画像を保存出来るサービスです。
- 人物・被写体・地域(市・区)別などに自動分類!
- キーワードや撮影機種名、被写体等で検索!
- 無料で容量無制限に保存!
上記はいくつか抜粋したものですが、私はまさに求めていた現代の写真管理ツールだなと感じています。
特に便利だと思っているのが、顔認識での人物別の分類です。小さい頃から現在に至るまで、メガネやサングラス等をかけた状態でも同一人物として認識してくれます。更に言うと所謂”盛った”写真でも正しく分類される事もあるのでその精度は計り知れません…笑
検索機能で言うと「食べ物」「花」「空」等は勿論の事、「トヨタ」や「ソニー」等の固有名詞でもその被写体やロゴ、文字が含まれている画像を表示してくれます。料理名なんかでも大丈夫ですね。
移行するために色々と試しましたがこういった面で、Googleフォトを超えるサービスはありませんでした。圧倒的な利便性の高さです。
写真の楽しみ方が変わってきた
上記のような検索機能や分類機能、過去の同日に撮影した写真をリコメンドしてくれる機能もあり、存在を忘れていた写真が目に入る機会も増え、色々と思い出すことも多くなりました。
“思い出は心の中に残る”なんて言葉があったりしますが、やはり人間の記憶は脆い物で、忘れなくとも薄れていってしまうものです。
今までは、SNSに投稿する為の写真を除くと冠婚葬祭、旅行などのイベント事があった時などにしかほとんど写真を撮っていなかったのですが、便利な分類機能のお陰で、記憶の補助として日常の何気ない写真を残す事が増えてきました。
漠然と十年、二十年後に見返して懐かしむであろう為に写真を残していたのが、スマートフォンやPC等でいつでもどこでも手軽に過去の写真を見れるようになった事で、数ヶ月後、数週間後の近い将来に見返すと何か懐かしく愛おしく感じる事があるかもしれない「今は何気ない日常」のその瞬間を残していこうと考えるように。
写真に対する接し方を変えてくれた、Googleフォト
今までは撮って満足していた節がありましたが、気軽に見返すことが出来るようになった事で、日常的に変化を見て楽しめるようになりました。
人の変化って見返すと面白い物です。服の好みや髪型、髪色の変化でその当時の心境や、出来事を思い出したり。
“今”を切り取って残す事が大切で楽しいと感じます。撮影するカメラはなんだって良いと思うわけです。デジタルでもフィルムでも、スマートフォンだって立派なカメラ。
今時誰もが毎日のように写真を撮っていますが、その中で少し見方を変え、接し方を変えるとまた違った楽しみ方が出来て面白いですね。